年末の繁忙期に出荷が追いつかなくなるショップの多くは、準備を11月に入ってから始めています。結論から言うと、発送代行を使うかどうかの判断と在庫の移動は、10月中に始めるのが安全です。この記事では、九州・山口のネットショップ向けに、年末に向けて今からやっておくことと、繁忙期に発送代行を使うときの進め方をまとめます。
年末に出荷が増えるのはなぜ?
年末は、大型セールとギフト需要、年内に届けてほしいという注文が重なる時期です。ネット通販そのものも伸びており、経済産業省の調査では、2024年の物販系のBtoC-EC市場規模は15兆2,194億円(前年比3.70%増)、EC化率は9.78%でした。
注文が増えるのはうれしいことですが、出荷の人手や置き場所はすぐには増やせません。「注文は入ったのに出荷が遅れてレビューが下がる」という事態を防ぐには、注文が増える前に準備を終えておくことが大切です。
年末は運送会社側も混み合う
年末は、ショップの出荷だけでなく運送会社の荷物量も増えます。ヤマト運輸は2025年12月に、年末年始期間の発送について次のような案内を出しています。
| お届け日の指定 | 指定できるのは最短お届け予定日の+6日以内(クール宅急便は+2日以内) |
| お届けの遅れ | 交通渋滞などで遅れることがあるため、日数に余裕をもった利用を案内 |
| 営業所の窓口 | 一部の営業所で持ち込み窓口の休止・受付時間の短縮あり(集荷・配達は実施) |
2026年の年末年始の扱いは、ヤマト運輸の公式ページで最新の案内を確認してください。自社で持ち込み出荷をしているショップは、近くの営業所の受付時間が変わらないかも確認しておきましょう。
10月から始めたい年末の出荷準備
年末の準備は「人」「場所」「在庫」「お客様への案内」の4つに分けて考えると漏れがありません。
| 人 | セール期間の1日の最大出荷件数を見積もり、今の人数で終わるかを確認する |
| 場所 | 年末に向けて増やす在庫を置ける場所があるかを確認する |
| 在庫 | 売れ筋の仕入れを早めに決め、セール前に入庫を終える |
| お客様への案内 | 年内発送の締め切り日と年始の出荷開始日を、商品ページやメールで早めに知らせる |
このうち「人」と「場所」が足りないと分かったら、発送代行の出番です。出荷件数の目安は、前年の同じ時期の注文数や、直近のセールでいちばん多かった日の件数から考えると現実的です。
繁忙期に発送代行を使うときの進め方
発送代行は、申し込めば翌日からすぐ使えるものではありません。在庫を倉庫に送り、商品の登録と出荷ルールのすり合わせをしてから出荷が始まります。セールの直前に慌てないよう、次の順番で進めるのがおすすめです。
- 相談・見積もり:月の出荷件数、商品のサイズ、預ける在庫の量を伝える
- 出荷ルールを決める:同梱物、のし・ギフト対応の有無、締め時間などを決める
- 在庫を送る(入庫):売れ筋から先に送り、数量の確認を受ける
- 少ない件数で試す:セール前の通常期に出荷を始め、流れを確認する
- セール本番:注文データを渡すだけで出荷を任せ、社内は接客や広告に集中する
大事なのは、セールの本番より前に「少ない件数で試す」期間をつくることです。最初の数日で注文データの形式や同梱物の扱いを確認しておけば、件数が増えても落ち着いて回せます。
当社の3PL・EC発送代行でできること
山口コーポレーションの3PL・EC発送代行は、九州・山口のネットショップ様にも使いやすいように料金と仕組みをシンプルにしています。
| ネコポス出荷 | 1件250円(送料・ピッキング・梱包・当社専用資材込み) |
| 入庫 | 1点5円 |
| 保管 | 1坪あたり月3,000円 |
| 初期費用・月額 | 0円 |
| 出荷の締め時間 | 正午12時までのご注文を当日出荷。山口県から東京へは翌日のお届け |
| 注文データ | 注文CSVを共有フォルダに置くだけ(システム連携は不要) |
| お支払い | 25日締め・翌月5日払い |
※金額はすべて税抜です。
※お届け日数は、お届け先の地域・天候・交通状況などにより異なります。
2026年12月31日までにお申し込みいただくと、保管料が6か月無料になります。年末に向けて在庫を多めに持つ時期と重なるため、繁忙期の置き場所に困っているショップ様には特に使いやすいタイミングです。
まとめ:年末の準備は10月が勝負
- 年末は注文も運送会社の荷物も増えるため、準備は早めに始める
- 「人・場所・在庫・お客様への案内」の4つで足りないものを洗い出す
- 発送代行を使うなら、セール前に入庫と試し出荷を終えておく
「この件数なら外注した方がよいか」「年末だけでも相談できるか」など、まずはお気軽にご相談ください。月の出荷件数と商品のサイズを伺えば、お見積りをお出しします。自社出荷との費用の比べ方は「自社出荷をいつまで続ける?発送代行に切り替える損益分岐の考え方」で紹介しています。




